出版社コメント情報
技術士の試験に合格するためには、「問題を解くための技術力」、そして、「答案作成力」が必要です。この「答案作成力」を身につけるために、技術士(第二次試験)の受験対策書によくある、「答案に何を書くか」という観点ではなく、本書は「解答をどのように考え、それをどのように答案用紙に書くか」という観点で解説しています。本書では、試験問題を読み、解答を考え、解答を答案用紙に書くまでの流れを5つのステップで示した「5つの手順」をベースに解説しています。この手順をマスターすれば、試験官に解答が明確に伝わる答案(わかりやすい答案)を書くことができます。この「5つの手順」の肝となるのが、本書で紹介する「要点法(要点とその説明を考える)」です。要点法を使って答案を作成するためのヒントとして、建設部門で実際に出題された問題(平成25~28年まで)を選択科目別・分野別に整理した一覧を掲載していますので、学習しやすい構成になっています。