出版社コメント情報
「日常に潜む不条理、住み慣れた世界への微妙な違和感・不安感を音楽で表現してみたいというのが作曲の動機。いわゆる現代音楽的書法や特殊奏法にはなるべく頼らず、協和音程を多用(特に1楽章)し、あくまでオーソドックスな手法を用いながら、普通のようで実は全く異なる“もうひとつの世界”を作り出し、聴き手を引き込めたら…という願いを込めて作曲した。」(作曲者解説より) 2011年、現音・秋の音楽展2011アンデパンダン展第2夜において初演された。(Vn.戸澤哲夫/Va.小野富士/Vc.藤森亮一/Pf.藤原亜美)