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三島由紀夫が愛した美女たち

三島由紀夫が愛した美女たち

商品コード:X1009784295204404

  • 著者岡山典弘/著
  • シリーズ名MdN新書 040
  • 出版社名エムディエヌコーポレーション
  • ページ数295P 18cm
  • ISBN978-4-295-20440-4

販売価格1,320円(税込)

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出版社コメント情報

三島由紀夫の半生は、魅力的な女性に彩られていた。周知のとおり三島は、透徹した「眼」をもつ作家である。少年期から独自の美意識を研ぎ澄まして、絢爛たる”三島美学”を構築した。その「眼」は、文学に向けられ、演劇に向けられ、映画に向けられ、美術に向けられ、そして女性に向けられた。生前の三島は、日輪のような眩い光芒を発した。その光りを浴びた美女たちは、月のごとく清らかであった。 ――三島は、実生活でどのような女性に惹かれて、相手に何を求めたのか? 彼女たちは、三島から何を学びとり、どのようにして”大輪の花”を咲かせたのか?映画『からっ風野郎』で三島の恋人役を演じた若尾文子。この世のものとは思えない天上界の麗人・美輪明宏。三島が丹精込めて育て上げた新劇女優の村松英子。三島との結婚が噂されたシャンソンの女王・越路吹雪。 ――また、三島と親しかった令嬢や貴婦人は、小説のモデルとしてどのように描かれたのか? フランス大使の令嬢『仮面の告白』の三谷邦子。赤坂の高級料亭の箱入り娘『沈める滝』の豊田貞子。羽林家の流れをくむ『幸福号出帆』の東久世壽々子。典雅なサロンの主宰者『鏡子の家』の湯浅あつ子。加賀百万石のお姫様『豊饒の海』の酒井美意子。悲劇の宮家の妃『豊饒の海』の北白川祥子。 三島とこれら美女10人との人生の軌跡が交差するさまを描く。