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江戸の人たちは日頃どのような問題を解いたのか。驚くなかれ、それは現在の小学生が挑むものと何一つ変わらない。江戸時代から400年たった今でも、小学校の算数の知識があれば楽しめるのが和算。本書は、「まなびのずかん」として「和算」を取り上げます。江戸の「暮らしの中の数」、たとえば「匁といった単位」や「お金」などを紹介しつつ、割合や面積など、どのような算法を使って計算したのかを、図やイラストを交えてふんだんなビジュアルで解説します。知識は小学算数で十分。オールカラー・総ルビで、子どもも大人も楽しく読むことができます。