出版社コメント情報
日本では一本の木、一つの巨木など、森羅万象のあらゆるものに神が宿ると信じられてきました。本誌はそんな八百万の神の中から、『日本書紀』『古事記』に登場する神様、巨岩、滝、島などの自然に宿る神様、暮らしの神様、そして歴史上の人物が神様となって祀られているものなど、代表的な百柱の神々を紹介。その起源と誕生にまつわる物語を解説します。 【監修】
小松 和彦(こまつ かずひこ)
1947年、東京都生まれ。国際日本文化研究センター名誉教授。埼玉大学教養学部教養学科卒業。東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程修了。専門分野は、文化人類学、民俗学、口承文芸論。著書に『呪いと日本人』(角川ソフィア文庫)、『日本妖怪異聞録』(講談社学術文庫)、『百鬼夜行絵巻の謎』(集英社新書ヴィジュアル版)、 『京都魔界案内』(光文社知恵の森文庫)など多数。