出版社コメント情報
ラブストーリーが好きな人、ドラマを何度も観返してついつい深読みしてしまう「視聴者」、物語やキャラクターの「作り手」になりたい人……。
“胸キュン”が気になるあなたに役立つ知識をぎゅっと詰め込みました。
・ドラマ『5→9』の高嶺さんは、なぜあんなに魅力的なキャラなんだろう?
・「あすなろ抱き」が、伝説として今も語り継がれる訳はなんだろう?
・「壁ドン」をどんな描き方をすれば、より上質な刺激や感動が生まれるんだろう?
みんなの胸キュンに関する疑問にも、さまざま答えを提案する一冊です。
・そもそも「胸キュン」って何? 何にどうキュンとしてるの?
・「頭ポンポン」「バックハグ」など、定番アクションがもたらす効果とは?
・作中人物(と読み手)がキュンとするキャラクター性とは?
といった様々な胸キュン要素を「キャラクター」「モチーフ」「ストーリー」の3つの軸で、解説しています。
名作と呼ばれる恋愛ドラマや映画をベースに、著者独自の〈ポップな分析〉が光る一冊です。
作品を知らない人でもわかるように、シーンの面白さも合わせて伝えます。
■目次例
◆第1章 キャラクター論
ドSキャラの「パワーワード」劇 ――『恋はつづくよどこまでも』
「歳の差」劇もみせて差し上げます ――『5→9~私に恋したお坊さん~』
最強ヒロイン・紗絵子さんの“可愛さ”の根源(ルーツ) ――『失恋ショコラティエ』
◆第2章 モチーフ論
「頭ポンポン」の忘れもの、未然形と否定形のキュン ――『凪のお暇』『初めて恋をした日に読む話』
「不意打ちキス」は美しく…… ――『中学聖日記』
「壁ドン」は進化する(1) ――『L DK』シリーズからの総復習
◆第3章 ストーリー論
“顔むに”の胸キュンレシピ ――『好きな人がいること』
“身体”のキュン劇、告白も振るのも〈全力〉で…… ――『ひるなかの流星』
弱き者のキュン、“あすなろ抱き”の秘儀 ――『あすなろ白書』
などを掲載。
ほかにも……
『ブザー・ビート ~崖っぷちのヒーロー~』『SUMMER NUDE』『近キョリ恋愛』『恋仲』『おっさんずラブ』『この恋あたためますか』『消えた初恋』『花束みたいな恋をした』『silent』などを題材に、胸キュンについて徹底解説しています。