出版社コメント情報
がんの患者さんが激しい痛みに苦しめられていたことは過去のものとなっており、現在の緩和ケアでは痛みのほとんどはやわらげることができます。にもかかわらず、患者さんや家族がいまだ「痛み」に対して漠然とした恐怖をいだいていることも事実です。本ガイドでは、痛みはやわらげられること、我慢する必要がないこと、痛みどめ(医療用麻薬)の上手な使い方や薬は怖くないこと、などについて47題のQ&Aを用意し、わかりやすく解説します。すべての患者さんが、がんの痛みやその不安から解放されることを願って作られた一冊です。