出版社コメント情報
――「産業観光」とは、歴史的文化的価値のある産業文化財(古い機械器具、工場遺構等のいわゆる産業遺産)、生産現場(工場、工房、農・漁業等)、産業製品を観光対象(資源)として人的交流を促進する観光活動をいう。――従来の観光とは一線を画した“新しい観光”の形態として『産業観光』がはじめて上梓されてから約15年が経過。その間、『産業観光読本』『産業観光100選』『新産業観光』と、産業観光にかかわる著作だけでも3編が著者の手によって世に問われ、今や“産業観光”という言葉は、一般的に何の違和感もなく使われるようになっている。著者が提唱する“新しい観光”とは、「産業観光」「街道観光」「都市観光」の三つ巴で成り立つ。今回の書籍『産業観光』はその集大成であり、“新しい観光三部作”の完結編である。