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なぜ、「怒る」のをやめられないのか 「怒り恐怖症」と受動的攻撃

なぜ、「怒る」のをやめられないのか 「怒り恐怖症」と受動的攻撃

商品コード:X1009784334036959

  • 著者片田珠美/著
  • シリーズ名光文社新書 592
  • 出版社名光文社
  • ページ数254P 18cm
  • ISBN978-4-334-03695-9

販売価格836円(税込)

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出版社コメント情報

「怒り」とは、「何かうまくいっていないことがある」というサイン。生きるうえで非常に重要な感情である。しかし、この「怒りを自覚すること」の大切さを教えてもらえずに、我慢させられるばかりで育つと、「怒り恐怖症」ともいうべき症状に陥ってしまう。その症状としては、両極端にわかれる。一方は、怒ることを恐怖し否認することで、怒りを自分自身に向けたり(自らの身体で支払うことになる)、もしくは「受動的攻撃」というかたちの攻撃(「やるべきことをしない」「遅らせる」「忘れる」)をとり周囲を満足させないことによって、巧妙に偽装して周囲に敵意や怒りを表出するという症状である。これには、病気にかかることや自傷行為、拒食・過食、うつ病なども含まれる場合がある。もう一方は、怒りを恐れてためこんだあげく、衝動をコントロールできなくなりキレるという症状である。「怒らない」ということがさかんに言われるが、抑圧された怒りは必ず別の形で表れ、連鎖し、人間関係を傷つけ自分自身を苦しめることになる。本書では、怒りを醸成する依存や支配、競争といった側面にスポットをあてながら事例を分析、怒りを適切に表現することの大切さとその方法を探っていく。