出版社コメント情報
サイドバックを知らずしてサッカーは語れない サッカーファンの視線は、どうしてもゴールを決めるプレーヤーやシーンに集まりがち。しかし、その得点や味方のカウンター攻撃は、ディフェンス陣が起点となって生まれていることが少なくない。中でも、現代では積極的な攻撃参加と、そのためにピッチを激しくアップダウンし続けるスタミナが求められているサイドバックは、インテル・長友やシャルケ・内田など渡欧した日本人プレーヤーの活躍とともに俄かに注目を集めている。本書は、鹿島アントラーズで活躍し、W杯フランス大会にも出場した“元祖”攻撃的ディフェンダーの著者が、サイドバックの果たす役割から魅力までを存分に綴ったサッカーの見方が変わる画期的なテキスト。