出版社コメント情報
暗記した知識だけでは解けない東大の世界史の入試問題。緻密な論理が詰め込まれた問題文は「読解力」がなければ正確に読み解けず、時には暗記した知識を比較させ、具体的な事柄を抽象化して考える高い「思考力」も求めてくる。一方で、東大世界史はただ難しいだけではない。答えを導く途中で、歴史を読み解く新しい視点に気づかせ、現代社会の出来事が深く歴史に根差していることを改めて教えてくれる。本書ではそんな東大世界史の中から15の良問をピックアップ。まさに受験生が問題に挑む姿を追いながら、国際社会の歩みを俯瞰する。社会人の教養書としても受験生の参考書としても役立つ一冊。