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依存症と回復、そして資本主義 暴走する社会で〈希望のステップ〉を踏み続ける

依存症と回復、そして資本主義 暴走する社会で〈希望のステップ〉を踏み続ける

商品コード:X1009784334046101

  • 著者中村英代/著
  • シリーズ名光文社新書 1201
  • 出版社名光文社
  • ページ数261P 18cm
  • ISBN978-4-334-04610-1

販売価格968円(税込)

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出版社コメント情報

自分は依存症かもしれないと思ったことがある人や、家族のとまらない行動に困っている人はたくさんいるだろう。メディアでは有名人の薬物やアルコール問題が頻繁にとりあげられ、「依存症」という言葉は広く知られているが、今なお「依存症=意志の弱さ」ととらえられがちだ。かつて摂食障害の当事者でもあった著者は、現代の資本主義社会において、「依存をめぐる行動はこの社会の中で必然的に生じる行動パターンのひとつ」と述べる。本書では、当事者コミュニティ(薬物依存の回復支援施設「ダルク」、依存症からの回復のための世界規模の共同体「十二ステップ・グループ」)における回復実践をみていきながら、これらが示す人類の新たな共生のあり方、そして「弱さから善さへと向かう意欲の物語(ナラティブ)」を描き出す。