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入れ歯や義歯に代わる、歯を失った時の治療法として定着しているインプラント。しかしインプラントの場合、上あごの奥歯の上にある骨の空洞(上顎洞)に細菌が侵入して炎症が起きやすく、最悪の場合、命取りになることがある(船井幸雄氏は晩年、インプラント治療を受けたが、その後上顎洞炎になり、それが元で体調を崩したと言われている)。ジャーナリストの船瀬俊介氏は、危険の多いインプラント一色になりつつある歯科治療の現状を憂えて、治療の現場を取材。新しい人工歯根など、これからの歯科治療の方向性を探りながら、死ぬまで自分の歯を使い続けるための最良の方法を考察する。