データを分析すれば、答えは自ずと出てくるライバルと差をつけるビジネス統計学。「統計学」と聞くと、おそらく難しい、面白くないなどのイメージが浮かぶ人は多いかも知れません。学校で学んだ統計学は、「壺の中に白と赤の玉が5つずつ入っていて……」などと、恐ろしく非現実的な事例で解説が始まります。これで興味を持てといういう方が無理な話。ビジネスの世界は、抽象でなくリアルな世界。いざ現場で相手を説得しようとするには、データの制作と分析が必要不可欠。忙しい時間の合間に勉強しようと思い立った人にとって、素早くリアルで使える技として統計学をマスターするための必読書。漫画と図解を豊富に使用し、「文系だから……」と敬遠するビジネスマンにも理解が進むよう工夫しています。