出版社コメント情報
日本独自の感動詞に秘められた、驚きの歴史を解き明かす「あっぱれ」・「あはれ」・「天晴」・「喃」・「遖」遷り変わっていくことばの不思議に、面白い! が止まらない。言語の深奥に迫る、究極の一冊。 もともと「あっぱれ」は「あわれ」の強調形である。しかし現代では、「あっぱれ」は称賛を、「あわれ」は悲哀や憐憫を表すためだけに使われている。なぜ真逆の意味を持つようになったのか?「あっぱれ」の漢字表記で使われる奇妙な字・「遖」の成り立ちは?簡単なようで難しい「あっぱれ」の由来に迫ったとき、日本語の真髄が見えてくる。 序章第一章 あっぱれ第二章 天晴第三章 遖終章