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凡人のためのあっぱれな最期 古今東西に学ぶ死の教養

凡人のためのあっぱれな最期 古今東西に学ぶ死の教養

商品コード:X1009784344987203

  • 著者樋口裕一/著
  • シリーズ名幻冬舎新書 ひ-2-4
  • 出版社名幻冬舎
  • ページ数222P 18cm
  • ISBN978-4-344-98720-3

販売価格1,056円(税込)

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出版社コメント情報

妻ががんで逝った。61歳、1年あまりの闘病生活ののちの早すぎる死だった。家族が悲しみ、うろたえるなか、妻は、嘆かず恨まず、泰然【ルビ たいぜん】と死んでいった。それはまさに「あっぱれな最期」だった。決して人格者でもなかった妻が、なぜそのような最期を迎えられたのか。そんな疑問を抱いていた私が出会ったのは、「菫ほどな小さき人に生まれたし」という漱石の句だった。そうか、妻は生涯「小さき人」であろうとしたのか--。妻の人生を振り返りながら古今東西の文学・哲学を渉猟【ルビ しようりよう】し、よく死ぬための生き方を問う、珠玉の一冊。