おすすめコメント
食品の安全性や節約志向から「食材のことをもっと知りたい」という声はますます大きくなっています。本書はそんな要望にこたえる内容。老若男女、あらゆる層にオススメできる1冊です。
たとえば……「野菜」は農水省発表の出荷量を主要産地(県)別に比べ、、出荷量の最も多い時期を「旬」と表記しています。出荷量の多い時期はその野菜がもっともおいしく、また安い時期でもあるので日々の買い物にそのまま役立つデータです。「魚」についても同様、農水省の水揚げ高を基準にしています。
「野菜」や「魚」は通常、平仮名やカタカナで表記することが多いですが、本書は呼び名に当たる漢字名も併記しています。また、取り上げているのは、同じ種類の野菜の中でも特徴的なもの、これから注目されるであろうものを集め、品種群としています。解説では日本人の食文化にかかわってきた経緯をもとに、特徴的な栄養なども紹介しています。