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十津川警部哀しみの吾妻線 長編推理小説

十津川警部哀しみの吾妻線 長編推理小説

商品コード:X1009784396210090

  • 著者西村京太郎/著
  • シリーズ名NON NOVEL 1009
  • 出版社名祥伝社
  • ページ数191P 18cm
  • ISBN978-4-396-21009-0

販売価格901円(税込)

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出版社コメント情報

君を、この捜査から外す── 長野、静岡、東京で、毎週水曜日に起こった3つの殺人 同一犯か、偶然か? 十津川警部、上司と対立! 〈著者のことば〉 吾妻(あがつま)線の取材に、上野(うえの)駅から特急「草津(くさつ)」に乗った。列車は、前に乗ったときと変らず快適だった。しかし、いざ駅に下りてみると、周囲の景色は、すっかり変ってしまっていた。古くからの川原湯温泉(かわらゆおんせん)駅の駅舎はそのままなのに、駅の周囲には、60メートルの高さのコンクリートの塔が何本も建ち、22軒あった旅館は4軒になっていた。長野原草津口(ながのはらくさつぐち)駅では、駅前にあった賑(にぎ)やかな商店街が一軒残らず消えていた。こうした変化は全て、例の八ッ場(やんば)ダムのせいなのである。私の頭の中では、吾妻線と、八ッ場とが結びついていなかったのである。現場に行ってみて、突然、その2つが眼の前で結びつき、私にショックを与えた。東京台東(たいとう)区の公園で弁護士が射殺された。担当する詐欺事件の関係者が失踪(しっそう)し、関与が疑われた。だが、一週間前、静岡県清水(しみず)で毒殺されたコンビニ経営の夫婦が弁護士の名刺を所持していたことが判明。さらに十津川警部は、2週間前に長野で起こった飲食店女性従業員の刺殺事件に注目した。3つの犯行はすべて水曜日に行われていたのだ。しかし、警視庁幹部はそれぞれの事件は無関係と判断。上司と対立した十津川は窮地(きゅうち)に陥(おちい)る。迷走する捜査。やがて、闇社会の大物の名が浮上し、連続殺人の線が見えてきたが……!?