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悩める少年一亮(いちすけ)、仲間の窮地(きゅうち)に一計を案ず!“異能”と“異形”が激突する江戸怪奇譚強力にして妖艶(ようえん)な於蝶太夫(おちょうだゆう)が助太刀(すけだち)するが……討ち取りそこねた鬼は、さらなる力を秘めていた!少年一亮ら天蓋(てんがい)の小組は水戸(みと)街道新宿(にいじゅく)で鬼と戦う。討魔衆(とうましゅう)の精鋭集団“弐(に)の小組”の助力を受けて辛(から)くも劣勢を切り抜けたものの、鬼一匹を取り逃がしてしまった。討魔衆を統(す)べる評議の座の僧知音(ちいん)は、鬼がさらなる力と知恵を身につけた可能性を訴える。なぜ鬼は戦いの場から逃げ果(おお)せたのか? なぜ一亮らが行くところ鬼が現れるのか? 急展開のシリーズ第3弾。