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明治のサーカス芸人はなぜロシアに消えたのか

明治のサーカス芸人はなぜロシアに消えたのか

商品コード:X1009784396614638

  • 著者大島幹雄/著
  • 出版社名祥伝社
  • ページ数252P 20cm
  • ISBN978-4-396-61463-8

販売価格1,760円(税込)

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出版社商品紹介

明治期、日本人サーカス芸人は海外で活躍していた。当時、有名だった「ヤマダサーカス」の活躍と謎を探る。

出版社コメント情報

海を渡り、世界を熱狂させた 名もなく、しかし、たくましい日本人の記録 歴史に埋もれた「日本の奇跡」 謎の「ヤマダ曲馬団(サーカス)」を追え! 幕末の開港とともにいち早く海外に出た日本人サーカス芸人たちは、世界各国で活躍した。とくに1910(明治43)年、ロシアに渡ったヤマダサーカス一座が、ショッキングな「ハラキリ」芸を披露して、ロシアのみならずヨーロッパ中の観客を魅了していた。ヤマダサーカスには「イシヤマ」、「タカシマ」、「シマダ」という名の芸人たちが参加し、日本古来の伝統芸を披露して大人気を博した。しかし、そんな彼らの前にロシア革命という20世紀最大の事変が待ち受けていた──。歴史に翻弄された3人の足跡をたどりながら、当時海外で最も有名だった日本人一座「ヤマダサーカス」の全貌に迫る。それは「3枚の写真」から始まった 崩壊直前のソ連で見つけた3枚の写真。あの写真と出会わなければ、 海を渡ったサーカス芸人についてのこの物語は始まらなかった。写真の持ち主は、こう私に問いかけた。「イシヤマ、タカシマ、シマダ、ここに写っているのは みんな日本人のサーカス芸人です。革命前のロシアにやって来て、革命後もロシアに残りました。この日本人のことを知っていますか」 ──彼らは、一体誰だったのか? ──────(「プロローグ」より)