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帝国海軍の艦艇内に必ずあった神棚。それが「艦内神社」だ。艦名にゆかりのある神社から神札を分けられたというそれらは、いかに将兵たちを守護したのか。あの戦艦大和の中には大和(おおやまと)神社(奈良県天理市)が祀(まつ)られていた 軍艦の艦内神社には、これらの神社が分祀されていた ■戦艦 ・金剛 → 建水分神社(大阪府南河内郡) ・榛名 → 榛名神社(群馬県高崎市) ・長門 → 住吉神社(山口県下関市) ・大和 → 大和神社(奈良県天理市) ・武藏 → 氷川神社(埼玉県さいたま市) ■航空母艦 ・赤城 → 三夜沢赤城神社(群馬県前橋市) ・加賀 → 白山比咩神社(石川県白山市) ■重巡洋艦 ・高雄 → 護王神社(京都府京都市上京区) ・愛宕 → 愛宕神社(京都府京都市右京区) ■軽巡洋艦 ・那珂 → 大洗磯前神社(茨城県東茨城郡)