出版社コメント情報
ミケランジェロ、ベラスケス、スーラ、ゴッホ、アンソール…… 彼らが仕掛けた「悲劇」「野心」「たくらみ」を読み解くと 西洋絵画の見方ががらりと変わる 名画に隠された《トリック》を見破れるか? スリリングな謎解きの世界へようこそ! ◎なぜ、群衆に紛れ込ませたのか? ──ボッティチェルリ《東方三博士の礼拝》 ◎図像学が解き明かした絵の正体とは? ──ティツィアーノ《思慮深さの寓意》 ◎凸面鏡でなければならなかった理由 ──パルミジャニーノ《凸面鏡の自画像》 ◎X線が暴いたものは巨匠の心? ──ルーベンス《四人の哲学者》 ◎それは「予言された悲劇」だったのか? ──ブローネル《自画像》 画家は自らの姿にどんな《たくらみ》を隠したのか 画家は必ず嘘をつく。画家が自画像に仕掛けた「偽装」には、驚くべき事実や、画家の隠れた一面が隠されていた。「悲劇」「野心」「プライド」「たくらみ」……。「偽装」の謎解きで、がらりと変わる名画の見方、20作品! 15世紀ルネサンスから現代までの「自画像」から見えてくる、もうひとつの西洋絵画史!