出版社コメント情報
1941年、香港―― 「白人優越」の世界を日本軍が変えた 「純血の白人」以外は人にあらず! 太平洋戦争は人種差別をめぐる戦いだった 当時の貴重な記録をまとめた、日本では知りえなかった真実 私たちは、本書によって、先の大戦のきわめて重要な一面を、知ることができる。アメリカからアジアまで、有色人の民は日本が第二次大戦に参入するまで、白人優位の絶対的な秩序のもとで、人としての尊厳を奪われて生きていたが、日本軍の目覚ましい進撃によって、重い鎖からはじめて解き放たれた。本書を読むと、肌の色が違うために、数世紀にわたって辱められてきた人々が、日本の働きによって救われ、前途に明るい光を見て、どれほど歓喜したか、伝わってくる。白人たちにとって、日本軍の進攻によって、数世紀にわたった白人の優位が、打破されたことは、驚天動地の出来事だった。(「監修者によるまえがき」より)