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“情報を軽視し、成功体験を追いかけ、撤退のタイミングを見誤る…”
太平洋戦争の日本軍の失敗については、ミッドウェイや
ガダルカナル等の戦い、軍の組織体制等、今までも論じられてきました。
本書では、昭和史の第一人者・半藤一利と経営評論家・江坂彰が、
太平洋戦争の失敗の本質を洗い出し、“日本人の弱点”を浮かび上がらせます。
その上で、“撤退戦は、経営において次に勝つために不可欠な戦略”等、
これからの日本の組織のあり方や、進むべき道について、さまざまな
ヒントを投げかけてくれます。
戦後70年。時代の転換期に歴史から学び、どう行動すべきか。
現代を生きる私たちに大きな示唆を与えてくれる一冊です。