出版社コメント情報
どこにでもある「砂」は一見地味だが、拡大するとたいへん美しく、また地域性に富んでさまざまな特徴と成因を語ることができる。人間のかかわりもたいへん深く、私たちが砂を利用しなければ建築や金属加工の分野において、今のような進歩はなかったといわれている。また、鑑識学においても、砂の重要性はたいへん高い。本書では、砂とは何か? から始まり、日本のみならず世界に存在するたくさんの砂の中らから特徴的なものを300ほどピックアップ、美しい砂の写真と、それぞれの成因および科学的特徴・見分け方などをわかりやすく紹介。