出版社コメント情報
無所属で全国的に活動している画家が、自立を目指す作家に伝えたい実践の記録と方法を、事細かく伝えます。絵だけを描いて、生きていく一生、絵だけを描いて生きていきたいと考えた著者は、30歳のときから20年間、専業で絵を描く画家として無所属でさまざまな創作活動を展開しています。そして、より多くの画家、造形作家、アーティストたちが自立し、創作に専念することを希望して、「話します会」というワークショップを開いてきました。本書では、「話します会」で蓄積された内容を踏まえ、より真摯に、具体的に「なぜ24時間、100パーセント画業に専念することを目指すことが望ましいか」「どのように活動を展開させればよいか」「作品の価格はどのような根拠で設定すればよいか」「接客の仕方はどうするか」など、創作者が活動するときに直面するさまざまな問題に踏み込み、今まで誰もオープンにしてこなかったノウハウや方法をていねいに分かりやすく解説しています。