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『子供の科学』誌で49年にわたり連載された紙飛行機の第一人者・二宮康明氏設計のおよそ3000機の中から、親子で楽しめる、はじめて飛ばす人におすすめの7機を子供の科学編集部がセレクト。うまくつくって飛ばせば滞空時間が30秒~1分を目指せる高性能紙飛行機が体験できます。切りぬいてすぐに飛ばせる7機分の型紙付き。サンフランシスコの紙飛行機世界大会でグランプリを獲得した二宮氏の紙飛行機。そのすごさの秘密は、航空工学にもとづき緻密に計算された設計にあります。収録している機種は、二宮氏がテストフライトを繰り返して、よく飛ぶ形状に仕上げたものです。まずは親子でていねいにつくり上げてください。そして、紙飛行機でありながら、揚力を受けて滑空するしくみは、実際の航空機と同じです。出来上がった機体をまずは試験飛行してみて、その飛び方を観察したら、胴体、主翼、尾翼などを調整して、きれいに滑空するように調整します。この調整法は、実際の航空機の操縦と共通しています。二宮氏の紙飛行機は、このようにつくって、調整して、飛ばすプロセスで、工作の基本技術や科学の知識を身につけることができるもの。ぜひ広い場所に出かけて、つくった高性能紙飛行機を思い切り飛ばしてみてください。