出版社コメント情報
「認知症=怖い」はもう古い! 誰でもなる可能性がある症状が認知症です。老いのこと、介護や相続のこと、「いつか」は考えなければならないだろうけれど、今はまだ大丈夫……。そう思っているうちにその「いつか」はやってくるかもしれません。後悔しないためにも、元気なうちにしかできない対策を元気なうちに知ってもらいたい、手遅れにならないうちにしっかり対策を考えておいてほしい、――そんな思いから本書は生まれました。そもそも認知症とはなんなのか、認知症になったらどんなことに本人が困るのか、もしくは困らないのか、生活はどのように変化するのか、どこに何を相談できるのか、法的な制度としては、認知症になる前なら何が使えるのか、認知症になってからはどの制度が利用できるのかなど、すぐに実生活に活かせるようなヒントがたくさん詰まっています。家族や自分が認知症になっても安心して暮らしていくために、介護のこと、お金のこと、法律のことを家族で話し合うきっかけとしてご活用ください。70代の足音が聞こえてくる前に、心の準備と環境の準備をおすすめします。