出版社コメント情報
今後の日本において ますます弱者が増える傾向にあります。 以前は弱者と言われるのは一般的に知的障がい者、身体障がい者、精神障がい者、老人、幼児であった。近年では新型うつ病、生活保護、引きこもりなど複雑な社会の変化にともない、弱者の定義が変わりつつあり、加えて引きこもり、いじめ、少年の非行、若者の自殺、虐待、お酒の依存、貧困など若年層の弱者が極めて増えつつあります。 これらの主要因は主に「心の病」とも言われており、その代表格が新型うつ病であり、新型うつ病とは病理的や生まれつきのうつ病ではなく、一般的な健常者が突然発病する病であり、首都圏では約5人に1人が有病と言われており、新型うつ病の症状は極めて幅広く、目下のところ完全に治癒することは不可能である。