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神学校を首席で卒業したが、貴族の嫉妬によって都市のはずれの教会に追いやられた神官のアルフ。彼はそこで女神リアヌンと出会い、【神力】という力を授かると、貧相だった教会を快適に作り変えていくのだった。鬼人族も仲間に加わり、平穏な日々を送っていたアルフに、ある日聖王から召集がかかる。聖王から受けた依頼は、地下迷宮の奥に封印されているドラゴンを倒して教会都市を平和にしたい、というものだった。アルフはその思いを受けて、教会の仲間たちと迷宮に潜り、調査を始める。だが、聖王の真の狙いは、アルフを騙して迷宮に眠る力を我が物にすることで--