出版社コメント情報
「みんな、ぼくらのこと忘れたの?」無人島に渡った12人、だが約束の日になっても迎えの船は来ない・・・・・・YAの名手が実際の事件をもとに描いた、勇気と成長の物語カーネギー賞受賞作 子供9人大人3人を乗せた船が、スコットランドのヒルダ島から、無人島へと出帆した。孤島で海鳥を獲る旅が、少年達にとっては大人への通過儀礼なのだ。だが約束の2週間が経っても、迎えの船は姿を現さない。この島から出られないのではないかと不安がつのり、皆の心を蝕み始める。そんななか年長の少年クイリアムは、希望を捨てることなく仲間を励まし、生き延びるために闘う。そして……。カーネギー賞を受賞した、感動の冒険物語。