出版社コメント情報
本書では、現代社会をとらえるための基本的な考え方と現代社会の特色および諸問題について論じる。そこで、まず、身近な事例を取りあげながら、社会的行為やコミュニケーション、役割、社会集団・組織といった、現代社会をとらえるための基礎概念について考察する。 また、現代社会をとらえる主要な視点として、方法論的集合主義と方法論的個人主義という理論的な考え方について論じる。 次に、現代日本社会における地域社会の変容、家族や結婚の変化、情報化の進展といった側面から現代社会の特色と諸問題を明らかにし、さらに、ボランティアによる社会的諸問題解決の可能性について考察する。