５度＂がん＂から生還した民俗学者による魂のメッセージ。　「子宮体がん」「大腸がん」「肝門部胆管がん」「大腸がん（再発）」「十二指腸がん」と５度にわたるがん治療を経験しながらも、いまなお精力的に仕事を続ける民俗学者・増田昭子氏の闘病生活、および「がん克服」の秘訣（４つの知恵）です。　本書で紹介する数々の知恵には、多くの「がんサバイバー」の救いとなり、一般の方にとっても万病予防となる健康のエッセンスが詰まった一冊です。　　　【主な予定内容】　はじめに　～難しい手術だったのに、よく生きてこられたね　《私のがん闘病記》　第１章　子宮体ガン・手術は一時間、死ぬ覚悟で　第２章　大腸がん・奇跡的な再検査に挑む　第３章　肝門部胆管がん・「難しい手術」を乗りこえて　第４章　回復の一歩は食べること　第５章　日々の暮らしを目指して　第６章　十二指腸がんに向かい合う　　　《生きること　そして　食べること》　第７章　今を本気で生きる　第８章　民俗学から学んだこと　長寿村で得た教訓　第９章　４つの知恵　食「雑穀・イモ・マメ、ときどき魚」　第１０章　４つの知恵　運動・姿勢　第１１章　４つの知恵　心穏やかに過ごす心持について　第１２章　４つの知恵　生き方　自然の摂理とともに生きる　　　あとがき　～がん患者の社会的立場に向けて