出版社コメント情報
「想定外の時代」を生き抜く必須の教養!なぜバブルと暴落は繰り返されるのか。なぜ予測できたはずのコロナショックに対応できなかったのか。なぜ予測できることと予測できないことがあるのか。そもそも不確実性とは何か。私たちは、急速に影響力を増している不確実性に、どのように対処していけばいいのか。リスクと向き合い続ける金融市場のプロが、幅広い題材をもとに、不確実性の本質と、不確実性に対処するための思考法を解説。【著者からのメッセージ】「結論だけを先にいってしまうと、投資における成功は、相場の行方を正確に予想することよりも、“予想外”のデキゴトにいかに対処するかにかかっている。本当のところは誰も、将来の相場動向に関して断定的な予測などできないのだ。だからこそ、最初から不確実であることを前提に相場に向き合っていくしかない。複雑化する現代社会では、不確実性の影響はますます大きくなっている。その現代社会に生きる我々の中で、不確実性の問題を避けて通ることができる者などひとりもいない。世界にそもそも備わっている本質的要素である不確実性をよく理解し、その性質を前提とした新たな世界の捉え方が、今ほど必要な時代はないのだ」