おすすめコメント
「交渉で勝って手に入れたものが果たして望んでいたことだったのかと、あとになって悩んだり、相手側の問題より、自分の側に交渉の真の問題があったことにのちに気づいたりすることは、少なくない人が経験すること」──瀧本哲史氏「解説」より
世界の交渉理論のベースをつくった著者による最新作!
交渉や話し合いの場で萎縮し、先送りや筋違いな妥協で終わってしまう。相手の心ない一言で我を忘れ、合意に達することより、ともかく「敵」を攻撃することに全精力を注いでしまう──ビジネスでもプライベートでも、こんな経験は誰もがもっていることでしょう。
この交渉で何を得たいのか。なぜ自分はそれを欲しているのか。まずはそこを明らかにし、その目的のために最善の一手を打つことが、交渉ではもっとも大切なことです。『ハーバード流交渉術』が相手との合意に達するためのノウハウを解説したものであるとすると、本書はその前篇にあたる1冊です。
本当の目的や、プレッシャーがかかった場でとりがちな行動など、「自分」を客観的に知ることで、どんな状況でもブレることなく目的を達成することができるようになる。本書では、6つのステップでその手法を解説します。
これまでの交渉術に欠けていた、一番大切なピースがここにある!
本書はもっとも困難な交渉に光を当てている。「自分自身」との交渉だ。
──『ビジョナリー・カンパニー』ジム・コリンズ
この本で取り上げられた戦略は、ビジネスでも日常生活でも大いに役に立つ。
──『モチベーション3.0』ダニエル・ピンク
意思決定や人間関係における、きわめて示唆に富んだ洞察を与えてくれる
──『GIVE & TAKE』アダム・グラント
優秀な交渉人とは、まず自分との折り合いを付けられる人物だ
──『WHYから始めよ!』サイモン・シネック