出版社コメント情報
世界中で、資本主義と民主主義が大きな試練の時を迎えている。現状の格差のレベルは持続可能ではないことがいよいよ明白になってきた。先進国でも発展途上国でも、世界中の人々が社会的・経済的・環境的な配分が不公平なことを腹立たしく思っている。今日の不平等は政治的な原因によるところもあるだろう。だが主には経済システムの結果だ。この経済システムを改善するのに必要な手立てを具体化したものが「インパクト投資」である。インパクト投資は経済・社会・環境の結果をもっと公平に再配分する道を示してくれる。「インパクト投資のゴッドファーザー」(フォーブス誌)がよりよい社会を資本主義で築くために何ができるかを語る。「FTが選ぶ2020年ベストブック」 【本書への賛辞】クリスタリナ・ゲオルギエバ(IMF専務理事、元世界銀行CEO、世界銀行暫定総裁)「社会的インパクト投資が持つ力によって実現性が証明された、希望に満ち溢れる未来の青写真を描き出している」ポール・ローマー(ノーベル経済学賞受賞者)「インパクト投資は、わたしたちの経済システムを変革し救済するための、重要な新アイデアである」ボノ(U2)「善行と経済的成功を両立したい人への必携書だ」