出版社コメント情報
今回の特集はvol.4「イネの直播栽培 育苗・移植作業の省力、作期分散で規模拡大」に続く第2弾。かつて低温による出芽不良の危険から寒地(北海道)で直播は困難とされていたが、現在は湛水直播のみならず、さらに省力的な乾田直播も広がっている。直播栽培は慣行の移植栽培に比べて育苗のみならず、投下される資材費が少なくなる。乾田直播の作業機は高価だが、畑作でも稼働できる汎用機でムギ・ダイズとの輪作が容易。また、湛水直播では圃場の均平化、鉄コーティング種子の利用、播種後の適切な水管理などで出芽・苗立ち率が改善。