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祝宴の時代 ベル・エポックと「アヴァンギャルド」の誕生

祝宴の時代 ベル・エポックと「アヴァンギャルド」の誕生

商品コード:X1009784560084540

  • 著者ロジャー・シャタック/著 木下哲夫/訳
  • 出版社名白水社
  • ページ数498,30P 20cm
  • ISBN978-4-560-08454-0

販売価格4,840円(税込)

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新世紀の行く手を定めた四人の「前衛」 十九世紀末から第一次大戦勃発までの「ベル・エポック」と呼ばれる時代。史上稀に見る数々の芸術運動や芸術思潮が生まれたこの時期を、著者シャタックは「祝宴の時代」と呼び、ほぼ同時期に活躍した四人の芸術家に着目する。アンリ・ルソー、エリック・サティ、アルフレッド・ジャリ、ギヨーム・アポリネール。一見ジャンルもさまざまな四人は、当時の美術・音楽・文学界に与えた衝撃と後世への影響から、ひとつの時代を画したと言ってよい。本書は、これまで見過ごされてきた四人の共通点に光を当て、彼らが我知らず体現した「アヴァンギャルド」誕生の背景を鮮やかに読み解いていく。三十歳近い年齢差のルソーとジャリは同郷。四十歳を過ぎて画業で身を立てる決意をしたルソーに対し、キャリアの半ばで引退したサティは四十八歳で再出発を果たす。美術評論家を志すアポリネールはジャリの仲立ちでルソーと知り合う等、数々の場面で四人は互いに刺激を与え合い、ピカソをはじめ同時代の芸術家に多大な影響を及ぼした。原書の刊行は半世紀以上前だが、何度も版を重ね、四人それぞれの評伝としても一級の内容。今なお示唆に富む幻の名著、待望の邦訳!