出版社コメント情報
現代史を知れば、今がわかる!! なぜ、勝ちめのない戦争に挑んでいったのか? 私の生きた80年間はそのまま日本現代史である! 2学期が始まって学校に行くと、1学期までは「この戦争は聖戦で、君らは天皇陛下のために死ね」と教えられ、東条首相を始め政府や軍人の幹部たちは英雄として語られていたのが、「あの戦争はまったく間違いの戦争だった。侵略戦争だった、東条たちは戦争を起こした犯罪者だ」ということになりました。(本文より) 今だからこそ知らねばならない、日本現代史。1945年の夏、一夜にして世の中が変わった―――。小学校5年生の時に終戦を迎えた田原総一朗が自らの体験をもとに、「満州事変」「天皇制」「太平洋戦争」「60年安保」などの日本現代史を説く。日本の昭和を生き抜いた国民的ジャーナリストの回顧録ともいえる、現代を読み解くうえで私達が知らなければいけない歴史。