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全米ベストセラー作家による、爽やかな夏の恋アンソロジーを3話お届けします! ①『夏のふれあい』ノーラ・ロバーツ作■ニューヨークで働くグウェンは、1カ月の夏季休暇を取って急ぎ故郷のルイジアナへ向かった。最近母の手紙に、ルーク・パワーズという男性の名前が頻出する。そのあまりの賞賛ぶりを心配に思ったのだ。夢見る少女のような母は、だまされているんじゃないかしら? 彼女は勢い込んでルークと対峙した。するととつぜん、頬に触れられ……。■②『愛していると伝えたい』リンダ・ハワード作■「僕の秘書を続けるか、愛人になるか選ぶんだ」片想いしていたボスのサクソンからそう告げられ、愛人となって2年――アンナは彼の子供を身ごもった。けれど、いっさいのしがらみを拒むサクソンとは結婚など望むべくもない。彼と別れ、一人で子供を育てよう。想いを封じ別れを告げたアンナだったが、それを聞いたサクソンは顔色を変える。■③『恋人たちのシエスタ』リンダ・ラエル・ミラー作■いやよ、まだ死にたくない。調査スタッフとして働くオリヴィアは、メキシコでの仕事中に砂漠の山賊に誘拐され、灼熱の太陽のもと意識を失ってしまった。しかし目覚めたのは、窓の外に紺碧の海がきらめく贅沢な部屋。不思議に思っていると、豊かな黒髪にスミレ色の瞳をした美しい男性が入ってきて言った。「きみはぼくが買った」