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最近の医学では、多くの疾患が遺伝子の異常で説明できるようになってきており、人体の生理機能とその異常は、遺伝子との関係から考えることが重要となってきています 本書は、500以上のフルカラーイラストや写真を用いつつ、遺伝学と発生学を基礎として、遺伝子、細胞レベルで各機能系を説明した後に、いわゆる各系の器官・組織・細胞の異常について、遺伝子レベルで説明・考察をしています。多数を占める人体機能の基本的な構成系(神経系・筋骨格系・心血管系・腎臓排泄系・消化吸収系・呼吸器系・内分泌系・生殖器系など)に関係している器官や細胞の機能を説明するような、従来の生理学の教科書には見られない構成で書かれています。 各章の章末に多肢選択形式問題を掲載。理解度の確認だけでなく、詳細な解説によって関連項目についても知識を得ることができます。共用試験や国家試験の準備や知識の確認にもおすすめの書籍です。 <目次案> ◆1、ヒトの細胞と分子的基盤 ◆2、細胞学的・神経科学的側面からみたヒト生体系 ◆3、筋骨格系 ◆4、心血管系 ◆5、呼吸器系 ◆6、腎臓系 ◆7、消化器系および肝胆道系 ◆8、内分泌系 ◆9、生殖器系