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自動車製造から モビリティ産業へ。新しいビジネスを生み出す 変革のフレームワークとは。来たるモビリティ産業を担うのは誰か? 自動車業界は変化の時代を迎えています。デジタル化やネットワーク化が進む車両技術。生産プロセスに変革を迫る「インダストリー4.0」。車の役割が「買って乗るもの」から「移動手段(=モビリティ)」へと変わりつつあることに伴い、「クルマづくり」をモビリティサービスの一部として捉え直すべき時がきています。グーグル、アップル、Uberなど、異業種や新興企業からの挑戦も受けるなか、自動車企業が打つべき一手は何でしょうか。本書では、日・独のメーカーのコンサルティングを手がけてきた著者が、自動車ビジネスをモビリティビジネスへと脱皮させるためのフレームワークを提示します。IT業界で確立した「エンタープライズ・アーキテクチャ(EA)」の枠組みを導入し、すでにモビリティビジネスへと舵を切りはじめているBMW、ダイムラー、アウディなどの企業の取り組みも挙げながら、これからの自動車企業がデジタル化の波に乗り遅れずに事業転換を図るための指針を示します。