おすすめコメント
人は誰でも同じような失敗をする。それは事実であり、尼崎の脱線事故など、これからも失敗はくりかえされ、絶えることがないかのようである。/これであきらめてしまっては、人類の名に恥じる。そこで、新しい学問として失敗学が生まれたわけであるが、これまでの失敗学は、啓蒙的であり、実践的ではなかった。本書は、より洗練された失敗学として、失敗を予測する能力を身につけることを目指す。そのために、古今東西からあらゆる失敗事例をあつめ、そのメカニズムを徹底的に解剖し、結果として、41の原因に分類することができた。/まずは本書を手に取り、開いたページのどこからでも読んでみてください。