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新ウィーン楽派を代表する作曲家、ヴェーベルン(1883-1945)のピアノ作品全集。彼の特徴的な作曲技法で作られた十二音技法の音楽は、音列が数値的に配置され、感情がなく無機質と捉えられがちですが、ヴェーベルンの資料により、音楽に即した豊かな表現記述を基に、古典派?ロマン派の伝統を継承した音楽として考えられるように楽曲を掘り下げて解説。ピアノ譜の指使い付き、ピアノ作品全集としてまとめられた楽譜集は世界初。校訂・運指・解説:大竹道哉 <曲目> 1 ピアノのための楽章 2 ソナタ楽章(ロンド) 3 こどものための小品 4 ピアノのための小品 5 変奏曲