出版社コメント情報
朝鮮時代の女性は男性的な価値観でつくられた良妻賢母の理想像そのものだったのか。妓生から宮廷女官まで職業や身分も異なる多様な女性たちの残した記録を様々なテーマで読み解き、その真実の姿に迫る。失われた声を求めて 朴茂瑛著. 画家と賢母、その不都合な同居 李淑仁著. 苦痛を踏み台に咲いた知性 李慧淳著. 隠れた働き手、朝鮮の女性たちの労働現場 金庚美著. 愛の嘆き節なぞやめてしまえ 鄭炳説著. 禁じようにも禁じ得ず 鄭智泳著. 女性にとって家族とは何だったのか 金美栄著. 女学校はなかった。しかし教育は重要だった 韓嬉淑著. 閨中を支配する唯一の文字 李鍾黙著. 信心の力で儒教的画一化に抵抗する 趙恩秀著. 朝鮮時代の女性の愛 徐智瑛著. 朝鮮時代の女性芸術家の誕生 宋芝媛著. 女性の目か