出版社コメント情報
──今も昔も人々の熱狂の渦のなかに聳え立つ、それがエヴェレストだ。《ページを捲る手が止まらない、山岳ノンフィクションの新たな傑作》-「そこにそれがあるから」1924年6月、マロリーとアーヴィンは世界一の頂を目指し、二度と戻らなかった。百年来の謎を解き明かすため、ベテランクライマーはかの地へ向かう。そこで目にしたのは、この山に魅せられた人々の、それぞれの人生の物語だった。--南極、北極に次ぐ「第三の極地」、ヒマラヤ山脈。そこに鎮座する世界一の頂、エヴェレストに渦巻く熱狂と混乱、そして百年前の謎。