出版社コメント情報
〈 一杯1000円のコーヒーは生産農家を救えたか?〉◎長年コーヒー業界全般の諸問題に向き合ってきた著者が、脆弱なステークホルダー(零細生産者)に焦点を当てて説く現状と未来。◎スペシャルティコーヒーに代表される倫理的かつ持続可能な方途とは?--広範な学術論文や研究を噛み砕き、独自の分析と考察を加えた必携書。**********コーヒーの世界を動かしているのは綺麗事の物語ではなく、「需要」と「供給」だ。持続可能で倫理的なコーヒーを広めていくために、ではどう価値をつけ、どう還流させていけるのか。世紀をまたいで謳歌された「神話」の終焉。いま解決すべき課題とコーヒーの未来とは。