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精神分析的心理療法と象徴化 コンテインメントをめぐる臨床思考

精神分析的心理療法と象徴化 コンテインメントをめぐる臨床思考

商品コード:X1009784753310227

  • 著者平井正三/著
  • 出版社名岩崎学術出版社
  • ページ数281P 22cm
  • ISBN978-4-7533-1022-7

販売価格4,180円(税込)

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出版社コメント情報

 本書は,大きく第1部と第2部で構成されるセクションAと,第3部と第4部と第5部で構成されるセクションBに分けることができる。セクションAは,第1部の第1章で示されているように,クライン-ビオンという精神分析の流れの中で比較的広く受け入れられている精神分析的心理療法の理論と技法に依拠しながら,自閉症とその関連する臨床領域を探索していくことを通じて,非象徴領域という原始的な心の領域を探索していく仕事で構成されている。これに対して,セクションBは,セクションAで示したような精神分析的心理療法の理論と技法の理解を著者独自の視点で次第に深め,展開させていき(第3部),それを基に再び自閉症の問題に取り組んでいく(第4部)。そして,最後の第5部において,乳児観察の経験にも依拠しながら,早期の母子関係と心の発達との関連で,再び,象徴化や治療関係の性質という視点で,精神分析的心理療法過程の解明を試みる。