出版社コメント情報
本書は,心理社会的リハビリテーションの領域で,現在日常的に用いられている言葉,術語,概念に関する案内書として著された。用いる言葉や概念について合意することによって,事実や考え方を交流する際に生じる問題を減らすことができるとの信念から,本書の目的として,言葉に関する不必要な混乱や論争を減ら し,語彙論や語義論の困難さにも踏み込むことによって,用語法を確定することにおいている。もうひとつ本書の使用法として,不案内な用語を検討するために,す ぐ利用できて最初の手がかりとなる参考文献を載せている。