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近年、大災害に見舞われ、中国の海洋進出や北朝鮮のミサイル発射を受け、更にはテロの標的ともなり得るようになった日本。しかし危機が増える中でも、“人災”といわれるように問題が起きた後の初動のミスが指摘されることは変わらずに多いままです。いったい日本の危機管理・安全保障はどうなっているのでしょうか。そこで、本書では、危機管理・安全保障のスペシャリストである森本敏氏・浜谷英博氏が、 ◎阪神淡路・新潟中越・東日本・熊本といった大地震災害 ◎アルジェリア邦人テロ被害事件、ISISによるテロといった海外でのテロや邦人保護 ◎原発・北朝鮮の核弾道ミサイル・サイバー攻撃等の現状グレーゾーンとなっているもの ◎緊急事態における現行憲法の問題点 …等々、今の日本の危機管理・安全保障にまつわるすべてを網羅し、過去からどんな教訓を得て、現在どんな課題を抱えているのかを浮き彫りにします。まさに日本国における危機管理・安全保障の教科書のような一冊です!